UiPath・WinActor製品比較表を改訂しました
みなさん、RPA製品を選ぶ際、比較表を作成されると思います。その手助けにと思い、以前からUipathとWinActorの比較表を公開しています。どちらが「いい」「悪い」ではなく(どちらもいい製品です)、それぞれの特徴をできるだけ客観的に、また、実際に利用しているエンジニアの声を反映して作っているものです。
この度、2021年夏、改訂版をリリースしましたのでご案内します。
改定ポイント
今回の改定ポイントは、大きく2つ。
- バージョンを最新のものに
UiPathは 「Version 2021.4.4」 を、WinActorは 「Version 7.2.1」 をもとに比較しています。 - WinActorの記述を手厚く
UiPathとWinActorで、記述量がややアンバランスだったので、できるだけ記述量を同じにしました。WinActorの新しい開発機能についても触れています。
UiPathとWinActorを3つの観点から整理・比較
改めてですが、この比較表は国内でシェアが高い2つのRPA製品 ― UiPathとWinActorを3つの観点から整理・比較しています。
1. 基本性能
「機能と開発難易度」「操作記録」「定期実行」「処理速度」「日本語化」「サポート」「ロボット動作環境」に分かれています。UiPathとWinActorの基本機能と性能を開発者目線で整理・比較しています。
2. 管理機能
「スケーラビリティ」「管理機能 7項目」「日本語化」「サーバ構成」に分かれています。システム運用担当者、インフラ担当者目線での整理・比較になります。
3. 監査機能(ログ)
自動で処理をさせる分、ロボットが何を行ったのかログを残しておくことは重要です。UiPath、WinActorそれぞれ「管理サーバ有り」の場合、「管理サーバ無し」の場合で、どのようなログを残すことができるか、保存期間、ログの抽出フィルターなどについて整理・比較をしています。
PDFファイルのダウンロードはこちらから。お役に立てば幸いです。
このコラムの執筆者
株式会社シーエーシー
RPAソリューション RPA製品評価チーム
本記事のカテゴリ :RPA技術コラム
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