コラム 「RPAの気になる話」

ユーザデータ型が定義できるようになるエクセルとRPA

2020.11.10

RPAとエクセルは密接な関係にあります。RPAで処理するデータをエクセルから読み込んだり、処理したデータをエクセルに出力したり。

新しいエクセルでは文字列、数値、日付といった一般的なデータ型に加え、株価データ型や地理データ型といった構造データ型を使えるようになっています。これらはBingやWolfram Alpha(検索エンジンの一種です)から直接データを同期します。更に今後、ユーザデータ型を定義できるようになりそうです。

ニュースによれば、その企業固有の「カスタマデータ型」「営業案件データ型」といった構造データ型を作ることができ、外部データソース(社内勘定システムや契約しているSaaS)とリンクすることができるようです。

RPAから見ると、これは2つの意味があります。1つは、Webサイトや基幹システムからデータをダウンロードしてエクセルでレポートするといったRPAで典型的な処理が、エクセルだけで(RPA無しで)できそうだということ。これはRPAにとってネガティブ情報かもしれません。もう1つは、企業固有のデータ型をRPAが処理すれば、RPAでできることの幅が広がりそうだということ。こちらはポジティブ情報です。

処理を担うのはRPAなのか、エクセルなのか、元のデータソース側なのか。一つ一つは小さくても、処理の配置の積み重ねがシステムの柔軟性を決めます。RPAの機能進化はもちろん、RPAと関わるシステム(今日の例ではエクセル)の機能進化にも要注目です。

 


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