この動画は2022年6月に開催したセミナー「のどか先輩のUiPath開発解説シリーズ ~初心者でもできるUiPath開発の基本操作編~」の切抜動画です。
この切抜動画では交通費精算ロボットを例に、デモを交えながらUiPathワークフロー開発の基本的な手順を解説しています。
〇一言解説〇
RPAのワークフロー(シナリオ)とは、自動化する業務の手順をプログラム化したものを指します。具体的な操作手順や条件分岐など、人間が行う業務をロボットが再現できるように設計・記述されます。
> 美しいコードを見ると感動する、RPAワークフロー(シナリオ)作成のテクニック
Q&A
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Q Uiexplorerを使うのが苦手なので、講習の中で少し使い方のご案内があると嬉しいです。
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A まず、UiExplorerとは、セレクター編集画面よりも、選べる要素や情報が多い画面になります。 例えば、今回の最安値を取得するセレクターでいうと、要素に不足がある時にチェックを入れて、セレクターの内容を強化することによく使われます。おすすめは「Tag」や「Class」などの属性を追加することです。今回は「Fare」=料金の安さの定義がある要素などを選んでおくことをお勧めします。
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Q MicrosoftEdgeが上手く起動しません。拡張機能はインストールしています。
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A 拡張機能インストール済みの環境にて、「ブラウザーを開く」アクティビティにてMicrosoft Edgeが開けないというご質問として、以下回答いたします。 バージョンによっては、うまく機能しないことが事象として確認されています。 回避策としては、「プロセスを開始」アクティビティを使用して、exeファイルを指定いただければと思います。 "C:\Program Files (x86)\Microsoft\Edge\Application\msedge.exe" 格納先は環境によって異なりますので、ご使用の端末に合わせて設定ください。 直接呼び出しにいくことでEdgeを起動できるかと存じます。
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Q 社内のサイトなどでログインなどをする際、ブラウザが立ち上がっています。 クリックアクティビティを入れるときは、 ウィンドウにアタッチとブラウザにアタッチはどちらを使うのがよいでしょうか? ウィンドウアタッチとブラウザにアタッチのどちらを使えばいいのか迷います。
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A 基本的にブラウザであれば、ブラウザにアタッチを使っていただくと良いと思います。 他のシステムやアプリケーションであればウィンドウにアタッチと使い分けていただく。 たまにブラウザでもブラウザにアタッチできないシステムやサイトもありますので、 その場合、ウィンドウにアタッチを使用いただくのはやむを得ないと考えます。
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Q ChromeやEdgeで「接続はセキュリティで保護されていません」と表示されるURLの場合の様に、 ブラウザ全体しかセレクタが認識しない場合は、どのようにURLにアクセスしていますか?
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A セレクター指定できないものについては、ブラウザにアタッチもしくはウィンドウにアタッチの後に ホットキーで操作いただくのが良いかと思います。(Tabキーなどで移動してターゲットにアクセスする) 若しくは、精度は落ちますが「テキストをクリック」を使って、ウィンドウ自体をセレクター指定し、 テキストを検索させてクリックするように実装するやり方もあるかと思います。 相性もあるかと思いますので、試していきながら安定しやすい方を採用いただくのが良いと考えます。
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Q 画面スクレイピングで要素がうまく取れない時の解決方法についてもご教示いただけないでしょうか?
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A まず、画面スクレイピングについては、ネイティブやOCRメソッドを使用して画面の要素を取得できる機能になります。まずはメソッドやオプションを使っていただき、プレビューを見ながらUiPathと対象の相性を見ていただく必要があると思います。 (実際の画面スクレイピングを見せて)このように文字化けや文字がすべて抽出されず欠けてしまうこともあります。 私は実際の現場でこちらの画面スクレイピングを使用しての開発をしていましたが、やはり安定せずうまくいかなかったこともあり、そんなときには別のやり方で実装していました。使用を想定されている操作が分からないので、ピンポイントな答えができないかもしれませんが、「ホットキー」でTabキーを押して移動させ、対象の文字入力やクリックをさせていく、文字を認識させたい場合はテキストファイルに一度落とし、ファイル読込で文字を取得する等、別のアクティビティでの実現もご検討いただければと思います。
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